やがて知となりニコとなる

自分が観た、聴いた、読んだ、について思うこと

蛍の森

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ちょうど一年前、石井光太さんが書いた『レンタルチャイルド』っていうノンフィクションが良くて、HPをチェックしてたら、この『蛍の森』が紹介されていたので、いつもながら図書館で借りて読みました。多分予約してから一ヶ月ぐらいは待ったかな。

 プロローグを読んで「あれ?」と思って。なんかノンフィクションっぽくない。物語みたい、と思ったらこの作品はノンフィクションではなくフィクション。小説やったの。

 でも、読み終わった今、これはフィクションを用いた、かなりリアルなノンフィクションというか、殆どが事実やと思います。

 恥ずかしながら自分はハンセン病について本当に無知で、『ハンセン病=癩病』っていうのも知らなかったし、プロローグで『カッタイ』(差別用語やから削除されるかな)って言う言葉が出てきたんやけど、初めて聞く言葉で、普通に検索しました。

 内容はとてもキツイです。読んでて何回も「うわぁ・・・」って小さい声が漏れました。

 でも、この本は一人でも多くの人に読んでほしいです。いつもの「良かったら読んでみてね」じゃなくて「ぜひ読んで欲しい」です。内容もさることながら、ここまでの作品を描き上げるにあたり、この人はすごい労力を費やしたと思うねん。

でも、そのすごい労力を費やしてでも伝えるべき内容だと自分は思いました。

 もっかい言います。一人でも多くの人に読んで欲しい。以上。